思い出のマーニーをふりかえる13
今回は小ネタです。
テレビ初放送から、結構多くの人がこのブログに来てくれているのですが、Yahooの検索ワードを見ると、以下のキーワードが多いようです。
うーん、みなさん太っちょブタが好きですね。
そして、次に人気があるのが「十一(トイチ)」です。
このブログのアクセス数を稼ぐのに貢献しているトイチ
原作での彼の名前には哀しい由来があることは、以前に紹介しました。
彼は11番目の子供であり、彼の母親が言った言葉「One too many(1人余分)」が原作での彼の名前「Wuntermenny(ワンタメニー)」になったのです。映画では「十一(トイチ)」と、そのまんまの意味の名前に変わっていますね。
しかし、この「Wuntermenny」という名前。実は日本に昔からある名前だって知っていました?
実は、中学校の歴史の教科書に出てきたであろう
「那須与一(なすのよいち)」こそがWuntermennyだったのです!!!*1
彼を知らない人のために一応説明しておくと、彼は源平の戦いの一つ「屋島の戦い」で、船の上にいる平氏が竿に立てた扇の的を、弓で見事に射落としたことで有名な源氏方の武士です。
トイチという名前はボートとの縁が深いらしい
Wikiにはこのように書かれています。
与一は十あまる一、つまり十一男を示す通称である。なお、与一を称した同時代人としては佐奈田義忠、浅利義遠がいる。彼らと那須与一を合わせて「源氏の三与一」と呼ばれる。
彼の名前の「与一」とは「ひとつ余計」という意味。
すなわち那須与一はWuntermennyだったのです!!
ΩΩΩ < な、なんだってー!?
・・・まあ、それだけの話なんですけどね(笑)
来週学校が始まったら、友達に「ねぇねぇ、那須与一って、思い出のマーニーのトイチと同じ名前だって知ってる?」と聞いてみてください。
きっとカッコいいと思います。*2
ちなみのこの与一さんは見事に扇を打ち落としました。この時ばかりは源氏も平氏も敵味方一緒になって大喜びします。
中には船の上で踊りだす侍までいたほどです。
しかし与一さんは、つぎの瞬間にその侍を射殺してしまうのです!!
うーん、トイチさん、容赦ないですネ。